人文学とデジタル技術
Humanities & Digital Technologies
Course Overview
本授業は、人文学研究における「調査・読解・思考・執筆・発信」という研究活動の流れを、デジタル技術を用いてどのように設計し、運用し、発展させるかを体系的に学ぶことを目的とします。
単なるツールの操作習得に留まらず、研究目的や関心に応じてツールを選択し、組み合わせ、研究プロセスの中に位置づける判断力を養います。コーパス、質的分析支援、テキスト/画像のデータ処理など、人文学的な問いを保持したままデータを扱う基礎に触れます。
生成AIを含む新技術については、有効性だけでなく、誤りや偏り、出典の不透明性、著作権、研究倫理といった観点から責任ある利用条件を批判的に検討します。
Learning Goals
調査、読解、メモ、執筆、データ整理、発信の各段階で適切なツールと手順を選択・統合し、継続可能な研究環境を構築できるようになる。
コーパス検索、質的分析支援、文字起こし、テキスト前処理、IIIFによる画像収集などを通じ、人文学的解釈に接続できる形でデータを扱う基礎を身につける。
生成AI等について、利便性だけでなく誤り・偏り・出典・著作権・研究倫理の観点から検討し、責任ある利用方針を自ら設計できるようになる。
ツールや手法による成果物を構造化し、他者に説明可能な形で提示できるようになる。
全15回の授業プログラム
本授業の目的・全体像・「発酵思考」というコンセプト
Notion の基本操作、Markdown記法、学習環境の整備
Trello、Google Calendar、Drive、Spreadsheet、Forms
Google Scholar、文献検索、Zotero による文献管理
ツェッテルカステン(Zettelkasten)と Obsidian
Scrivener、Notion、Word、Google Docs、LaTeX (Overleaf)
Sketch Engine、中納言、KWIC、コロケーション分析
インタビュー調査法、Whisper による音声文字起こし
コーディング、「発酵思考」、MAXQDA
研究生活の整理術、Notion DB、命名規則、ミニマリズム
Hyphe によるウェブ分析、WordPress によるページ制作
Instagram、YouTube の質的分析、自己呈示と社会的情動
Google Colab、正規表現、テキスト前処理、可視化
IIIF による画像取得、メタデータ整理、Colab での分析
ChatGPT / Gemini、プロンプト設計、研究倫理と利用方針
授業の振り返り、発展ルート、ポートフォリオ最終確認
各回のふりかえりや問い合わせから寄せられた質問と、教員からの回答をまとめています。
Grading Policy
60点
15回 x 4点。各回の学習後に提出。
自由記述欄に感想やコメントを「きちんと」書いていれば、原則として満点(4点)。
提出〆切:2026年7月31日(金)
〆切を過ぎた提出は採点対象外となります。
学習が確認できない形:3点減点
40点
提出〆切:2026年7月31日(金)|〆切を過ぎた提出は採点対象外
Notion のほか、ウェブサイト・PDF・スライドなど、URLで共有可能な形式であれば表現方法は自由です。
提出先のURLリンク提出フォームは、後日このページに掲載します。
以下の5つの観点(各8点)で総合評価: